加熱炉の炉内洗浄

加熱炉の炉内洗浄の目的

加熱炉では、プラントで消費されるエネルギーの大半が消費されます。加熱炉の管外面には、運転中にスケールが付着し、このスケールが熱効率の低下を引き起こします。スケールを定期的に除去することが“省エネ対策”として効果的です。
スケールの除去には手作業やドライブラストなどの方法がありますが、これらは作業環境(粉塵発生)や洗浄効果(構造内部のスケール除去性)での問題があります。
当社では、水溶性のスケールを除去するにあたりウエット洗浄工法(スプレー洗浄+高圧水洗浄)をご提案致します。

特長

ウエット洗浄工法は以下の特長があります。

効果

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洗浄水に「アンチラスJ10」を添加し、強酸性となる洗浄液から、炉材の腐食を抑制いたします。

■ 硫酸溶液中(pH1.5)における腐食試験

試験条件 純水を硫酸でpH1.5に調整
試験片 STB-42
温 度 常温
処 理 5時間浸漬
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適用事例

《防水養生》

耐火材への飛散防止を行うとともに、脱落スケール及び水洗水がスムーズに炉外へ排出するように炉内養生を行います。養生材は、防炎シート、ウレタン、発泡ウレタン、防水塗料(ジーゼラーパック)等を使用いたします。
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[ 工程フローシート ]

工事計画
  • 洗浄範囲の確認
  • 工程の確認
  • ユーティリティの確認
  • 現場調査
  • スケールの水溶性確認
準備作業
  • 足場設置
  • 養生作業
  • 仮設機材設置
洗浄作業
  • スプレー洗浄
  • 高圧水洗浄
  • 簡易防錆作業
排水処理工事
  • 排水基準値によって薬品などを使用して処理

実績

国内石油精製等一般プラントにて50件以上の実績