HRSGチューブ外面には、運転中にスケールが付着し、このスケールは運転開始時の発塵源となる他、熱効率の低下やドラフト損失、腐食等を引き起こします。これらのスケールによる障害を防止するためには、定期的にスケールを除去する必要があります。スケールの除去には手作業やドライブラストなどの方法がありますが、これらは作業環境(粉塵発生)や洗浄効果(構造内部のスケール除去性)での問題があります。
当社では、水溶性のスケールを除去するにあたりウエット洗浄工法(スプレー洗浄+高圧水洗浄)をご提案致します。
ウエット洗浄工法は以下の特長があります。
低圧節炭器 | 低圧蒸発器 | 中圧節炭器 | |
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STB-42に対する腐食速度(mg/cm2・hr)
硫酸溶液(pH1.5) | 0.45 |
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硫酸溶液(pH1.5)+アンチラスJ10(300mg/ℓ) | 0.02 |
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放置![]() |
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左:無処理 |
国内発電所および石油精製等一般プラントにて50件以上の実績